【決定版】すぐに顔が赤くなる!?原因と対策はコレで決まり
あなたはこんな時、顔が赤くなったりしませんか?
- 人前での発表で顔が赤くなってしまう
- 人に注目されると赤くなってしまう
- 街中で急に話かけられると赤くなってしまう
- 運動した後のほてり
- 寒い外を歩いているときの顔の赤み
- お酒を飲んだ時の顔の赤み
緊張したり恥ずかしかったりする時はもちろん、寒い中を歩ているときも、お酒を一口飲んだだけでも顔が赤くなってしまう・・・。すぐに顔が赤くなるって、周りから見るとかわいらしく思えても、赤くなっている本人にしてみれば、やはり気になりますよね・・・。
そこで、どうして顔が赤くなってしまうのか原因を探り、「すぐに顔が赤くなってしまう」という悩みにサヨナラできるよう対策をまとめてみました!
体質的に顔が赤くなる原因と対策
「顔が赤くなる」といっても、「あがり症」「赤面症」といった緊張などの精神的なものから、お酒を飲んだ後赤くなるような体質的なものなど原因は様々。そこで、症状別に原因と対策をまとめてみました。
人との対面・人前で話すとき
あがり症・赤面症ともいわれるこのタイプは、実は原因がはっきりと解明されていないんです。
ただ自律神経の1つである「交感神経」が優位となった状態で、消化器官に集中していた血液が皮膚の表面に一気に流れ込んできた「闘争・逃走反応」とよばれるストレス反応とも言われています。
顔の表面の毛細血管に一気に血がめぐってくるので顔が赤くみえ、熱くなってしまいます。
対処法
メイクで隠す
1番手軽にできるのはメイクでカバーすること。
おススメはグリーンベージュ系やイエローベージュ系のファンデーション。肌の赤みを目立たなくします。
深呼吸する
深呼吸は、リラックスをもたらす「副交感神経」を優位にし、皮膚表面に集まった血液を、体の内部に戻す働きをします。
ですが、深呼吸は日頃から行っていないとなかなか効果がでにくいとか。毎日30秒から1分、深呼吸する時間を作り、いざというとき緊張がほどけるようにしておくといいかもしれません。
運動直後
少しの運動でも顔が赤くなってしまう場合、実は汗をかきにくい方に多いんです。これは運動不足の証拠。
運動して上がった体温を下げるのに1番役立っているのが汗。私たちは運動をし筋肉を使うことで代謝が上がり、汗をだして体温を一定に保とうとします。ですが運動不足の場合、この代謝が低いため汗をかきにくい状態。
そのため、汗のかわりに、体の表面にあり1番熱を発散しやすい毛細血管の血液量を増やすことで熱を逃します。血液量が増えた毛細血管が肌から透けて見えることで血液量が増加します。
対処法
首筋を冷やす
太い血管の走っている首の後ろや脇の下を冷やすことで、体を冷やすことでできます。
運動不足解消
1番は運動不足を解消すること。なかなか時間が取れない方は、通勤通学時に1駅余分にあるいてみるだけでも良いと思います。この場合、ゆっくり歩いては効果ありません。
目安としては1時間で4km歩ける速度が新陳代謝を高めるには効果的です。
体温の急激な変化
私たちは毛細血管を収縮することで体温調節をしています。寒い屋外から温かい室内に入ると、温まった体温を放出しようと毛細血管が拡張し血流が増えます。
また寒い屋外でも、皮膚の温度が下がりすぎないよう、毛細血管の血液量が増え体温を維持しようとします。この拡張した毛細血管が皮膚から透けて見えることで顔が赤くなります。
対処法
暖房の風に直接当たらない
屋外から屋内に入ったとき、急激な温度変化を避けるためにも、直接暖房の風にあたらないよう気をつけましょう。
マスクやマフラーで防寒
寒い屋外を歩くときは、マスクらマフラーなどで頬まで防寒するのも1つの対策です。
お酒を飲んだ後
お酒を飲んだ時に顔が赤くなる、ならないの違いは、アルコールが分解された時にできる「アセトアルデヒド」の分解能力が高いか低いかによって決まります。
このアセトアルデヒドは毛細血管を拡張させる作用があるため、血液量が増え皮膚から血管が透けて見え顔が赤くなります。
アセトアルデヒドの分解能力は、「アセトアルデヒド脱水素酵素」によって決まりますが、これは遺伝的に受け継がれるもの。
家族にお酒に弱い方がいる場合は遺伝によりやはりお酒に弱くなることが多いようです。
対処法
アセトアルデヒドの分解能力は遺伝なので、まったく顔が赤くならないようにするのは難しいようです。ですがサプリなどの力で、このアセトアルデヒドの分解能力スピードをあげることはできるようです。
サプリやドリンクを飲む
アセトアルデヒドの分解能力を高めてくれるのは「オルニチン」という成分です。事前にサプリやドリンクを飲んでおくことをおススメします。
サプリでなくてもこのオルニチンは、チーズやしじみに含まれていますが、含有量はサプリに比べると多くはないのが残念なところです。
空腹を避ける
お腹がすいた状態でアルコールを飲むと、お酒がまわりやすいもの。空腹でお酒を飲むことは避け、最初に何か口にしてから飲むようにしましょう。
更年期
これといった原因がないのに急に汗が噴き出したり顔が熱く赤くなってしまう状態を「ホットフラッシュ」と呼び、更年期の代表的な症状の1つになります。更年期とは、人によって差がありますが、閉経が始まる50歳前後の45歳から55歳までの10年間くらいを指します。
時期が来ればおさまるものとはいえ、やはり不快ですよね。
このホットフラッシュの原因は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に増減するために自律神経が影響をうけ、毛細血管がの収縮のコントロールができないことで起こります。
個人差はあり、ほてりは1回30秒の方もいれば、30分続く方も。平均的には3~4分続く方が多いようです。
対処法
身体を温める
ほてりのような症状なので、冷えと関係ないように見えますが、実は体の芯が冷えた状態といわれています。ですので、ホットフラッシュの症状を出にくくするように、冷たい飲み物や薄着になるなど、「体を冷やさない」ように注意しましょう。中には腹巻をすることで症状が改善したという方もいらっしゃるようです。
大豆イソフラボンをとる
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。ですので、豆腐や納豆など大豆製品を積極的に食事に取り入れるとよいといわれています。
ホルモン療法を受ける
症状が重いかたは、婦人科でホルモン補充療法を受けることで軽減するそうです。更年期障害の原因となる女性ホルモン(エストロゲン)を薬や張り薬で補うことで症状の緩和が期待できます。
費用は診察で3,000円~5,000円、薬代が1か月1,500円~3,000円というのが相場なようです。
体質的なものによる顔の赤みは、症状が起こる原因がそれぞれ違いますが、顔に赤みがでる状態はどれも「毛細血管が拡張し肌から透けて見えた状態」ということがわかりました。
実はこの毛細血管の広がりを抑えてくれる成分を配合した化粧水があるんです。それが「しろ彩」。しろ彩に含まれている海洋性エキスは血管弾性を調整する働きあるんです。この海洋性エキスを1日2回28日間使った実験では、86%の方が肌の赤みが改善したと報告しています。
体質的なものなので、すぐには効果はでなくても毎日使い続けることで違いが出てくるかもしれません。もし興味がありましたら、このしろ彩について詳しくまとめたものがありますので、ご覧になってみてくださいね。
肌トラブルによって顔が赤くなる原因と対策
顔が赤くなってしまう症状に「赤ら顔」とよばれる物があります。これらは、肌のバリア機能が低下したことが原因で起こります。
【バリア機能とは】
- 肌を乾燥から守る(皮脂膜)
- 肌を外部からの刺激から守る(皮脂膜・保湿成分)
皮膚の薄さ
ピーリングや強めのクレンジングでゴシゴシ洗顔したり、何らかの理由により皮膚が薄くなってしまっている状態は、バリア機能が低下しているとも言えます。その状態では、肌に紫外線や花粉などの外部刺激が侵入しやすく、肌内部の毛細血管が炎症を起こし拡張してしまいます。
広がり血液量が増えた毛細血管が薄くなった肌からすけ、肌が赤くなってしまいます。
酒さ・酒さ様皮膚炎
酒さは、鼻や頬など顔の中心にでやすいもので、症状によって3段階に分かれます。
第一酒さ 少し太めの血管が皮膚から透けて見えた状態
第二酒さ ニキビのような膿をもった発疹がでる状態
第三酒さ 発疹が悪化しコブのように鼻の頭が盛り上がった状態
酒さ様皮膚炎は、症状は酒さと同じですが、長年ステロイド外用薬を使ってきた副作用として考えられています。
酒さの原因は色々あるといわれていますが、バリア機能が低下することで肌内部の乾燥が進み、その乾燥を防ごうと皮脂分泌が盛んになることでニキビ様の発疹が出ます。また刺激を受けやすくなったために毛細血管が炎症を起こし拡張しているとも考えられます。
ニキビ・ニキビ跡
ニキビは皮脂の異常分泌が原因なので、皮脂を取り除こうと洗顔の回数を増やしがち、ですが実はそれは逆効果。もともとは、バリア機能の低下により、肌が乾燥したためこれ以上乾燥させないようにと肌表面を覆っている皮脂の分泌が増えている状態なのです。
ニキビが起きると毛穴の奥が炎症を起こし、その部分を修正しようと毛細血管が集中的にあつまり、肌が赤くなります。ですのでニキビが治まった後も、しばらくは肌内部で修復作業が続ているので、ニキビ跡として肌が赤くなっています。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、肌が乾燥しあかくなったり、ニキビのような発疹がでます。これは肌にもともと存在しているマラセチア真菌が皮脂を餌に繁殖してしまうことで起こります。
ですので、皮膚科などで抗菌剤を処方してもらう必要はあるようです。ですが、大元はやはりバリア機能が低下し、肌が乾燥し皮脂分泌が増加することで発症するとも考えられています。
赤ら顔の対処法
赤ら顔の大きな原因は、バリア機能の低下にあります。それにより
- 刺激を侵入しやすくなり毛細血管が炎症を起こし拡張する
- 肌が乾燥し皮脂が異常に分泌される
といったことが起こり、肌トラブルが起こり顔に赤みがでてしまいます。
体質的なものによる顔の赤み同様、この赤ら顔にも「しろ彩」はおススメです!毛細血管の拡張が抑えられることはもちろん、
- ビタミンC誘導体(皮脂分泌抑制・美白効果)
- セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン(高保湿成分・バリア機能改善)
- 和漢植物エキス(鎮静作用・結構促進・赤み改善、バリア機能アップなど)
様々な成分のアプローチにより顔の赤みを改善してくれます。
しろ彩を使った体験談がありますので、ご興味がありましたらぜひご覧になってみてくださいね。
病気が原因で顔が赤くなる原因と対策
顔が赤くなる原因の1つに病気由来のものがあります。その場合は顔の赤みの他にも症状がでていることが多いので、ぜひ以下の病名をチェックし気になる症状がありましたら早めに病院で診察してもことをお勧めします。
糖尿病
糖尿病は珍しくはない病気ですが、放っておくと合併症を引き起こすことがあります。肥満気味の方は以下の症状をチェックしてみてくださいね。
- 顔が赤くなる
- のどが渇く
- トイレの回数が頻繁
- 疲労感が強い
赤血球増多症(多血症)
赤血球増多症状とは、赤血球が異常に生産される病気です。顔などの皮膚に赤みがでたり、歯茎からの出血、小さな傷から予想以上の出血が見られたりします。顔の赤みの他に初期症状として以下が見られます。
- めまい
- のぼせ
- 息切れ
- 頭痛
- 疲労感や脱力感
- 寝汗
クッシング症候群
副腎で分泌されるホルモンのひとつ「コルチゾール」が過剰生産されることで起こります。肥満、高血圧、糖尿病、うつ、骨粗鬆症などの症状の原因となります。
- 毛細血管がすけて皮膚が赤みを帯びる
- 胴体や背中上部に脂肪がつきやすい
- 丸みを帯びた顔になる
- 妊娠線のようなスジがでる
- 腕や足は細くなる
- 打撲や切り傷が治りにくい
カルチノイド症候群
カルチノイド(がんのような腫物)が作り出すセロトニン、ヒスタミン、プロスタグランジン、ブラジキニンなどの化学物質により引き起こされる症候群のこと。虫垂に発生することが多く、回腸、大腸、胃にも起こりやすいといわれています。
ヒスタミンの作用により毛細血管が拡張し皮膚が赤くみえます。
- 呼吸困難
- 動悸
- 下痢
- 腹痛
- 嘔吐
肝臓の病気
肝臓は体の毒素を排出してくれる大切な臓器。ですが、老廃物や有毒物質がうまく排出されなくなると体内に毒素がたまり血液がドロドロに。血液の状態が悪くなると血流が悪くなり、顔が赤くなることがあります。
黄疸、脂肪性肝炎、肝硬変へと進まないよう注意することが大切です。
- ひどい肩こり
- 疲労感
まとめ
顔が赤くなるといっても、体質、肌トラブル、病気、など原因は様々です。自分がどういった症状で顔が赤くなるのか正確に見極めることも大切です。ですが病気由来や、肌トラブルも素人では判断しにくいものもありますので、心配な時はかかりつけの病院に相談するなどし、症状を悪化させないよう注意していきましょう。